プロフィール

有限会社アートフラワー高宮 代表取締役 高宮幸子

1948年2月23日秋田県仙北市角館町出身
1994年12月アートフラワー高宮開業(船橋市本町4-40-23)
1998年4月ヨーロピアンデザイン研修のためドイツへ渡欧
1999年3月船橋スクエアー21にて個展開催
土と和紙を幾重にも張り付けて3か月かかり仕上げた鉢の傍で
2002年〜2007年全国花材流通協会主催展に出展(幕張メッセ、東京ビッグサイト)
しだれ桜が好評の作品展
2002年3月「全国生花店協会賞受賞」
直径50㎝のフラワーリースは小花にワイヤーをつけての作業です
2004年10月庭をテーマ「枯山水庭園」で「浜名湖花博優秀賞、浜松市長賞受賞」
横幅9m奥行4m高さ3mの枯山水庭園を3年がかりで制作
 〃12月中越地震の仮設住宅へ3,000束のミニブーケを贈る
段ボール箱がお隣や道路まではみだしての発送です
2007年5月ダニエルオストウエディング花装飾のためベルギーへ渡欧
ベルギーの大富豪ご子息のご結婚、数社の新聞にも掲載されました
2011年6月「よくわかるアーテイフィシャルフラワーのベースづくり」出版
アーテイフィシャルフラワーの学校がないためベース方法の問い合わせが多いのとアーテイフィシャルフラワーの発展のために出版
2013年10月ダニエルオスト、ロイヤルウエデイング花装飾手伝いアブダビ渡航 
ベルギー、ロシア、フランス、中国、フイリピン、日本のフラワーデザイナーが数か月かけての装飾、お花代1億2千万、バージンロードは金箔が敷き詰められ歩くと靴底に金箔がついてしまいます。徹夜の作業はきつかった
2015年1月店舗移転(船橋市宮本1-11-8)
 〃2月ダニエルオスト、倉敷大原美術館,大原邸花装飾手伝い
NHK マッサンが撮影現場になっている建物での作業でしたのでドアーを開けたら撮影中、カットで~す
 〃4月~12月青山学院大学理工学部創立50周年胸障デザイン、納品
若杉会橋本修氏が青山学院大学副学長のご縁で4月~12月まで箱根駅伝優勝3連覇された原監督、ノーベル賞受賞天野教授様その他著名人の先生達にもお会いさせていただきました
 〃1月店舗移転(船橋市宮本1-11-8)
2017年2月上野の森美術館「第22回日本の美術」出展、
「枯山水の庭に心を託して」審査員特別賞受賞
 〃6月受賞作品ニユーヨークで「マンハッタンアートアワード賞」受賞
渡米
 〃10月レオナルドダヴィンチ没500年、出展、フランスクロリュセ城
アートとは何かを改めて考えさせられる作品であるとのお言葉をいただきました
 〃11月第25回国際平和美術展作品出展、インドニユーデリー
 〃11月秋田さきがけに掲載
2018年1月「金沢21世紀美術展」作品出展
 〃1月日伊讃辞の瑞風名誉芸術金賞受賞~アートラベル展
枯れ山水のデザインがイタリア文化会館で行われたオリーブオイルのアートラベルで受賞
 〃2月第23回上野の森美術館に出展
 〃6月モンゴル平成の和魂継承芸術展
「モンゴル嘉尚芸術金鷲賞」「モンゴル創始名誉芸術作家賞」受賞
 〃6月タイ国チェンマイ日本友好美術展
チャオ・パキナイ殿下「WBC理事長賞」受賞
 〃7月日仏友好160周年「ジャポニズム2018」
「フランス国際芸術大賞」受賞
 〃9月第26回国際平和美術展、ジュネーブへ出展

そのほか数多くのセミナー講師の依頼を受けている

はじめに(出版本より)

 私が造花専門店「アートフラワー高宮Jを始めたのは、今から16年前のことです。

 子宝に恵まれず、独学で日商簿記検定2級を取得し、派遣で外資系の経理のお仕事をしていました。いけばな草月流とフラワーアレンジメントを習い、好きなゴルフも楽しんでいました。
そんなとき、香港に半年ほど出張に行っていた主人が、おみやげとして、大きなトランク2個分の造花を持ち帰ってきました。私はびっくりして、「どうしたの!?」と聞くと、

 「香港の友人から、『これからは造花の時代がくるから副業にやるといい』と持たされた」とのことでした。その後、香港の友人から主人にひっきりなしに「ビジネスは進んでいるか」との電話が来て、私がやらざるを得なくなりました。

 偶然にも近所でビル空き店舗のスペースがあったため、造花店を開業することに。造花の知識は皆無でしたが、造花を日本家屋に合うようにデザインしたい、とだけ考えていました。奥まった所にある店で6ヶ月間、売上はありませんでしたが、お店をやっているということだけで満足していました。

 通りに面したスペースに移転してから、少しずつお花が売れ始めるようになりました。しかし軌道に乗ってくると、仕入れ先や、ベースづくりのやり方がわからず、造花のスクールもなかったため試行錯誤の毎日でした。

 できなかったらやめればいいと、安易な気持ちで始めたお店でしたが、スタッフや主人、お花の先生など、周りの人々に恵まれたことと、途中で投げ出すことのできない性格から、今日に至っています。今も新たな課題を持ちながら、日々がんばっています。

 この本では、私がお店を続ける中で修得した技術や学んだこ
とをまとめております。これから造花やプリザーブドフラワーのアレ
ンジメントを始める方にとって、少しでもお役に立てたらと願って
おります。